Profile
藤本由美子と申します。1964年9月2日生まれ。山梨県で眼科医をしています。某医科大学卒業後、付属の大学病院眼科を経て、現在は眼科クリニックを経営しています。視力低下にご用心!やはり日常生活に支障が出ますし、できれば避けて通りたいですよね?!「目を大切に」をモットーに、このサイトで目や視力に関してご説明したいと思ってます。

遠くも近くもぼやけて見える乱視の種類と症状

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「乱視」は遠くも近くもぼやけて見える状態。近視の人でも、角膜のゆがみによって乱視が加われば「近視性乱視」になります。「乱視」にはさまざまな種類がありますが、「不正乱視」と「正乱視」が代表的なタイプです。

不正乱視

角膜や水晶体がゆがんでいるため、光の屈折が不規則になります。それによって、ピントがどこにも合わせにくい状態になり、物がぼやけて見えます。基本的に栄養や生活習慣が原因で起こることはまずありません。角膜のケガや病気によって起こるケースが多く、これらの症状が治っても乱視が残ってしまうことがあります。

正乱視

角膜、水晶体の上下左右にゆがみがあり、やはりピントが合わせにくい状態になっています。「正乱視」には、さらに「直乱視」と「倒乱視」「斜乱視」「倒乱視」があります。
「直乱視」は、角膜や水晶体のゆがみ具合が0〜180度の状態で、縦方向の線が濃く見え、横方向の線が幅広く見えるのが特徴です。「倒乱視」は70〜110度のゆがみが角膜や水晶体にあって、横方向のゆがみが顕著です。そのために縦方向の線が濃く見えますが、自覚症状はない場合も多いようです。
「斜乱視」は、角膜や水晶体のゆがみが上下左右以外の方向にも起きている状態です。角膜はラグビーボールように斜め方向に長くなった楕円形になっています。この場合、角膜のカーブがきつい方向の線が濃く見えます。