Profile
藤本由美子と申します。1964年9月2日生まれ。山梨県で眼科医をしています。某医科大学卒業後、付属の大学病院眼科を経て、現在は眼科クリニックを経営しています。視力低下にご用心!やはり日常生活に支障が出ますし、できれば避けて通りたいですよね?!「目を大切に」をモットーに、このサイトで目や視力に関してご説明したいと思ってます。

視力低下だけじゃない、見え方の異常に潜んでいる目の病気

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物がはっきり見えない! 遠くがかすむ! これまで何不自由なく生活していたのに、ふと気がつくと物の見え方がちょっとおかしい、と感じると何やら嫌な予感、憂うつな気分になってきます。近くが見えづらいと「遠視」か「老眼」、遠くが見えづらいと「近視」と思いがち。でも、見え方の異常は、視力低下の警告だけでなく、病気が潜んでいるケースもあるので気をつけなくてはなりません。
ここで「見え方の異常」の中で、顕著な例をいくつか取り上げてみます。

目がかすんで見えない

これは遠くも近くもかすんでよく見えない場合です。結膜炎や角膜炎でこうした症状は顕著ですが、白内障などの病気でも同様の症状が表れます。

暗がりになると視力が落ちた感じに!?

誰でも暗いところでは物が見えづらくなります。しかし、それ以上にひどく見えない場合。まずはビタミンA不足で起きる「夜盲症」の可能性が。「鳥目」ともいわれる病気です。

視野がせまくなる

視野がせまくなり、視力の低下が見られる場合は、「網膜色素変性症」の可能性があるかもしれません。視野の上部か下部が欠ける場合は、「網膜剥離」や脳に障害がある病気など、深刻な状態になっている危険性も。視野の端が欠ける場合は、脳や脳下垂体に異常がある可能性があります。いずれにしても「視野が欠ける」というのは、見え方異常の中でもかなり要注意です。

物が二重に見える

片目だけで見て二重に見える場合は、遠視、乱視、近視、また初期の白内障が考えられます。両目で見て二重に見える場合は、眼球を動かす筋肉や脳の病気が疑われます。