Profile
藤本由美子と申します。1964年9月2日生まれ。山梨県で眼科医をしています。某医科大学卒業後、付属の大学病院眼科を経て、現在は眼科クリニックを経営しています。視力低下にご用心!やはり日常生活に支障が出ますし、できれば避けて通りたいですよね?!「目を大切に」をモットーに、このサイトで目や視力に関してご説明したいと思ってます。

視力の低下にご用心!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「目は心の窓」といわれるように、「目は人の心の中を映し出すもの」。目を見れば、その人が何を考え、感じているのかわかる、と古くから言い伝えられてきました。心が清らかであれば目も澄んで見えるし、穏やかであれば目にもやさしさが表れてきます。心がけひとつで人の気持ちは変わり、目にも、行動にもその姿は表れ出してくる。だからこそ、日頃から心の持ち方がいかに大切か、問われるようになるのですね。
このように「目」という言葉を使った格言は他にもたくさんあります。それだけ「目」には大切なことが込められいるのです。ふだん、私たちは「目」を通して、さまざまなものを見て、感じて生きています。うれしいこと、悲しいこと、多くの感情のひだは視覚を通して作られる部分も非常に多いのです。絵画を見て感動したり、漫画を読んで大笑いをできるのも、「目」のおかげ。見えるという機能が欠けてくると、生活に支障を引き起こすだけでなく、心の中までむしばまれていきます。
これほどまでに「目」の影響力は強いものの、私たちは「目」の健康をどれほどまでに考えて生活しているでしょうか?
視力が下がるとはどういう状態か、「目」が悪くなって初めて実感するものです。夜遅くまでゲームをしていたり、寝ころびながら読書をしたり・・・。仕事でもパソコンを長時間使った作業が多い昨今。現代社会は「目」に悪い環境がいっぱい。社会人になったとたん、「目が疲れるようになった」「最近遠くのものが見えづらい」といったように、大人になってからの近視も増えています。
また、すでに視力が悪い人は、「今さらよくなることはないし」と特に気にかけることもないかもしれません。今はメガネもおしゃれなデザインものが多く、コンタクトも使い捨てタイプなど、使い勝手のよいものがたくさん出回っています。さらに、レーシックやオルソケラトロジーといった最新治療で視力回復をはかる人も増えてきました。「これだけいろんな選択肢があるから、目が悪くてもどうにかなる」と思って、「目のケア」を怠ってはいたら後で大変なことが起きるかもしれません。
「目」は一生もの。澄んだ瞳に、クリアな視界。「目の健康」こそ、毎日を生き生きと楽しく送るために大切なこと。日頃から自分の目の状態をチェックして、少しでも見え方に異変を感じたら、早めに専門医に診てもらいましょう。そして、メガネやコンタクトで矯正する場合は、「自分の目に適したものを正しく選ぶ」。これが何よりも大切なことです。